笹百合の季節 ゆりまつり三枝祭

笹百合、6月のどちらかというと前半のどこかでちょっとだけお目にかかれるお花。
(なのでこの記事はちょこっと前の話なんですが。)

日本の在来種で、”笹”そっくりの葉に控えめな小ぶりのお花。蕾も笹の葉みたいな形。
花が咲くと香りは甘くて、薄い絶妙なピンク。
この姿、毎年見かけると目がハートになる私です。

季節のお花、紫陽花やブルーベリー、クレマチスといっしょに器にいけたり、束ねたり


そんな笹百合をたっぷりとお供えするお祭りがあるんです。
三枝祭(さいくさのまつり)、別名ゆりまつり。
奈良の神社、率川神社(いさがわじんじゃ)で奉納される神事です。


ずっと見てみたいお祭りでしたが、色々と都合合わず、そしてここ数年はコロナ規制もあったりで。
今年こそは!と意気込み参じましたー!

が、思った以上の人の多さと暑さにあっさりと負けてカフェに避難、、、

google mapさんで率川神社と調べると徒歩圏内、しかし20分くらい離れているところに同じ名前の神社があり、鼻息荒く神事の30分前に現地陣取るつもりでむかったのですが、あれ?ぜったいにここじゃない感。
やっちまったぜ、うっかり発動。
早足でお祭り開催される方に向かったのですが、やっぱりもう居場所はありませんでした(泣)
来年に期待。

神社入り口から中を覗くのが精いっぱい

「三枝祭」は「ゆりまつり」とも呼ばれ、率川神社(いさがわじんじゃ)の例祭です

ご祭神である「媛蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)」は百合の花が咲く三輪山の麓にお住まいであった故事に則り、姫神様にお喜びいただくため酒樽に「笹百合の花」を飾り、お祭りが行われるようになったと伝えられています。

祭典では四人の巫女が「三枝の百合」を手に執り、神楽「うま酒みわの舞」を華麗に奉奏します。

https://isagawa-jinja.jp/info/matsuri/saikusanomatsuri-2/


昔々は笹百合、あちこちで群生していたそう。
里山の木々の足元で1本だけひっそりと咲くのを何度か見かけたことがあります。
いつか群生している様子も見てみたい。
笹のような下草がさらさら群生してる隙間から蕾を出して、いっしょにさらさら揺れてるんだろうな〜。
来年の花の時期に三輪山の麓に行ってみるのもいいな♪とすでにゆりまつりリベンジ計画中です。

咲いたらピンクがうすくうすーくなるんです

出回る期間が本当に短くて数もあまりない、入荷したらラッキー!なお花なので、お花の会で笹百合やりますよー!と言えないのがツライ。
来年再来年、入荷タイミングがあえばぜひ使わせていただきますね☆

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