梅雨らしい雨がしっかり降る日増えてきました。
濡れた新緑の美しいこと。梅雨が明けたら緑濃く力強く伸びていくんでしょうねぇ。
雨に打たれる緑美しいお庭のある美術館に出かけてきました。
大阪城からほど近い藤田美術館です。
リニューアルされて現代的な白とグレーの外装内装の中に旧館の蔵の趣も残してありました。展示室に入る前のホールの明るい空間が居心地良くて、、、ひとりだったらいくらでもぼんやりしてしまいそう。
展示に入る前にお抹茶一服。きちんと点てて下さった緑のふわふわ。
丁寧に炙ってくださった香ばしいお団子も一緒に。わーいわーい。
お茶碗はそれぞれ作家さんのもので詳しくはQRコードからご覧になってくださいねとのこと。
お茶碗はじめお道具を作っていく作家さんたち。
身の回りの物が現代技術で簡単にたくさんできてしまう。大量生産で簡単に手に入るようになった。しかも丈夫。
それでも今、人が手で一つずつ作る意味は?
やっぱり美しいから、に尽きるのでしょうか。
そして作るのをやめてしまったら、もうその技術は絶えてしまうから。
古い貴重な物の展示を楽しみにしながら、新しい今の作り手さんのお道具でお茶をいただく贅沢な時間でした。